ボランティア連絡協議会にもご登録していただいている、「このゆびとまれ」の皆さんのカフェに参加してきました!

この指とまれの活動としては、他に施設ボランティアとして、喫茶やお祭りのお手伝い(車椅子押す等)をしてらっしゃいます。(活動場所:アイリス・悠生寮・さくらの)

水曜日は、さくらのさんでの喫茶の帰りということで、メンバーと、他の方も広く受け入れて自宅でカフェをしていらっしゃいます。

参加者数

15、16人中 取材日は10名

年齢

60歳以上(戦前~戦後まで、団塊から団塊ジュニアまで)

実施日・頻度

毎月1回、第4水曜日(他場所違いで、月2回あり、さくらのでの喫茶ボランティア後に集まる方も。)

実施時間

13:30~17:00 途中入室・退出可

場所

旧ノエビア事務所(中新田、駐車場10台程度)

声かけ人

平出昭恵さん

開始時期

このゆびとまれ自体は20年、カフェ自体は2年前(2015年)から

参加費

200円

取材日

2017年5月24日(水)

きっかけ・推移

“ペンション地区のリングリンクで小林節子さんがオープンカフェをしていたそうです。

その当時から、常連として「このゆびとまれ」のメンバーが通っていました。

2年前に小林節子さんが引越しをする際、やはり続けたい、ということになり、場所は3箇所にわかれて水曜日に実施することとなりました。
第4は昭恵さんち、第3は多田さんち、第2は節子さんちが会場です。

 

内容

個人宅の10人がけのダイニングテーブルに、葉っぱ型のランチョーマットと小皿・割り箸・音符マークの紙コップ。「おじゃまします」「いらっしゃい」とエプロン姿の昭恵さんが出迎えてくれます。
入り口には、季節の野菜やふき。庭には、野草やガーデン向きの植物の鉢植え。それぞれに手書きの小さな札がついており、販売してくださいます。
3月に移住し、本日2回目の参加者さんは、入ってすぐに「お花を見てもいい?」と外に出ていかれました。庭づくりをしたい!と思った時に安価で株分けしてくれる場にもなっているとか。原村に根付きやすい植物を熱心に聞いてらっしゃいました。地元出身メンバー2名が特にお答えしてらっしゃいました。
さて、腰を落ち着けて本日の食卓には、昭恵さんが煮てくださった「ふき」の煮付け、甘酢あえ、油いための3皿と、カブの甘酢づけ。隣の方へと回してとっていきます。お菓子の差し入れもあるようです。

青い空の会(戦争の朗読劇)、わらべ21(童謡・唱歌を楽しむ会)のメンバーとかぶる方が多く、「6月11日に寒天倉で6:00~コンサートがあるよ」とか「明日、わらべ21の日だからいらっしゃいよ」とか、お知らせが続きます。
「植木屋さん、個人的に頼みたいわ」など、外に出る機会の情報提供や生活支援コーディネートの機能を持っておられ、とても素敵だなぁと思いました。
「高齢者の役に立ちたい!という気持ちに付け込んだ詐欺がある」「活躍できる場を」といった話もありました。

自衛の知識を身につける場にもなっているようです。

暮らしや老後に関するトピックを誰ともなく提供し、笑いの絶えない会でした。新聞記事の回覧や、アフリカ旅行記の回覧もありました。

かつて、原小学校に呼ばれて、移住者だからこそわかる原村の魅力を話す機会があったり、そこから発展して「キャンドルの集い」に参加してくださった子もいたそうです。(今、高校1年生)。また、阿久遺跡への見学の取り組み等を新聞で見た方が評価されていらっしゃいました。縄文時代のロマンは移住者の方にも魅力だそうです。

来ていない方には、昭恵さんがガラケーを駆使して連絡。「あ!忘れてた!」という方も後から合流してらっしゃいました。
メンバーの方は、移住してきた方が多いようです。地元の方は2名。昭恵さんは満州生まれの原村育ち、他に原村で生まれ、埼玉で働き、Uターンしてきた方もいらっしゃいます。

「笑うのは健康にいいのよ」と節子さん。節子さんに誘われて2回目参加のUさんは以前住んでいた東京の町内会の情報誌に長野の文化的な生活を執筆して書いたそうです。帰りはUさんを節子さんが送っていかれるとか。素晴らしい取り組みを取材させていただき、また社協からのお知らせもいろいろさせていただき、ありがとうございました。