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10月19日(木)、地域福祉センター多目的ホールにて講演会を開催しました。

80名の方にご参加いただきました。(ねこの手サービスの研修会を兼ねています)

 

▼講演の内容▼

支え合いの基盤は地域住民のつながり。

ちょっとした生活支援はつながりの延長線上で行われている。

健康で幸福な人生を送るには良い人間関係に尽きる。

介護保険サービスでつながりの希薄化を生んだ。

介護支援サービスを使いだすと「あちら側の人になってしまう」という言葉の紹介。これからは住民も専門職もみんなで支え合う時代。

きょういく(今日行くところがある)ときょうよう(今日用がある)が大事。

男の居場所や役割のあるサロン、犬の散歩や表彰などの事例紹介。

高齢者の孤立防止としての見守り・見守られ活動の紹介。

今後の形の一つとして、雪対策として一人暮らしの方が集えるようなナイトデイや介護度要支援1・2の方向けの就労支援などの紹介。

▼参加した方のアンケートより▼

一番印象に残った内容

・「支え合い」の実態を広く紹介していただいた。

・社会性(つながり)があるのが一番大事。地域づくりの中の介護予防。

・男の居場所(8050→このような家庭が増えています。)

・地域のコミュニティの大切さ。

・介護保険が良く理解できた。全部が考えさせられる内容だった。

・ラジオ体操、→ウオーキング→お茶会 この取組みが良いと思いました。 犬の散歩が地域のつながりになっていること。

・“ご近所どうしのお茶会が大切”

・要介護2までは地域でみるようになる・・・実際に行われるようになったら可能なのか。

・気づいてはいたが、介護保険サービスを使い始めるとだんだん近所の仲間とのつながりが切れてしまう!!

・それぞれ、地域に根ざした自由な私的なサロン。

・サロンは“毎日同じ話をしても飽きない”~そういう関係を築きたいです。

・今日用があり今日行くところがある活動。助けてという言葉を出せる友人(ご近所様)をつくっておきたい。

・男性と女性の性格の違い。

・介護保険サービスとサロンの連携が必要なこと。

・高齢者が介護サービスを受ける際、若い人々でなく同じく高齢者に近い方々が支えるという事に同感。年が近いと考え方も近い。共感を得られる事も多いと思うからです。

・全国各地にいろいろなサロン、集まりがあること。面白いなあと思いました。“男の居場所”も良いですね。

・地域のつながりが本当に大切なことがよく分かりました。スライド写真でのその地域ごとにそれぞれの特色のある環境がよく分かり皆さんの笑顔が印象的でした。

・「きょういく」「きょうよう」の覚えやすいことば。コミュ二ケーションの大切さ。

・”あちらの世界“に行かせないように外に出て人と会う事。

・個人の尊厳を大事にする過ごし方→働く村だから働ける場所作りが大事。社協には集い場より働ける場を考えてほしい。

・介護サービスを利用することにより子供達の負担が多くなり大変なことになる。

・近所のお茶飲みの場がとても必要な気がした。皆でプロと一緒に住み方を考える事。

・男の居場所と役割の必要性。デイサービスでの就労、おしゃべりが大切。介護したりされたりすること。

・個別支援の強化がさらなる孤立化を生んでいるという事。

自由に感想

・盛りだくさんの内容で具体的でとてもわかりやすかった。

・広い機会をとらえ、高齢者に周知させるべきだ。

・この先自分が進む道の参考になり良い勉強会になった。

・自助、共助の大切さ。

・色々なケースの話しがとても“ほのぼの”として良いと思った。

・この研修会に来た方は、今後も元気に暮らして行くのでは!とのお話、高齢になってもあちこち出掛ける事が大切なのかなと思いました。改めてご近所との“つながり“が必要と感じた。

・もともとある地域力の大切さを痛感した。お元気な方は地域で活躍し続けて欲しい。活動の場を作ったり、守っていくことが大切と思った。

・制度が入ることで地域の支え合いが薄くなっていくことの矛盾を感じた。

・支え合い活動もっともっと単純で自由でいいのではと感じる。

・ひとり暮らしになってもお互い支え合える地域・・友達つくりができまように。

・遠い親戚より近くの他人…高原病院の合言葉。病気に対しても大切ですが毎日の生活もこうあればよいですね。

・先ず、講演会そのものが楽しかった!!ヒントやアイデア盛り沢山。何かできるかも!!こんな風に生きていきたい!と思わせていただきました。

・原村でのこれからの活動に結びつく内容でした。学習を生かしここに参加した人が中心になり活動を起こしていけたらいいですね。

・高齢になっても地域で元気に暮らすヒントを沢山いただいたと思う。傾聴ボランティアで老人施設を訪問することが多いが施設に入ることによりその人が持っている能力を奪うことが多いと感じている。もっと各人の希望能力を生かして楽しく暮らせる工夫が必要だと思う。

・池田先生の解り易い、そして各地の例を紹介していただき楽しくお話しを伺うことが出来て大変うれしく思っています。日本各地いろいろな取り組み活動していることに感心しました。

・社会参加・・女性は得意な人が多い・・男性は難しい・・よく感じます。ねこの手サービスを通してもっと多くの人とのつながりができるといいなと思いました。

・申し込みなしで参加させていただきましたがありがとうございました。元気塾二回目以降も参加したいと思いました。

・「長生きするならば…」と勤めから定年したあとは目的、目標がボヤケて「きょういく」も」「きょうよう」もボヤケる事がよく分かる。外に出て行動することが大切だと思った。

・私達の地区でも月2回のサロンの実施をしていますが大勢の方に参加できるようにしたいと思う気持ちが増えました。

・実在の人の話がとても良かった。(写真が良く撮れていました)サロンを作りたいと思った。

・地域のデイサービス、デイケアのみがとり上げられると、本当に必要とされる人々が使いにくく成ったら困るなと思いました。

・ナイトディや、子供食堂のように夕食が食べられる場が絶対必要ですね。子どもが増えている原村です。デイサービスに子供達を迎え入れてほしい。

・自分が嫁に来た頃、義母が近所の人とよくお茶のみをしていたが今は近所の人もいるかいないかわからないような感じになっている。こんな状態を変えて行かなければ大変なことになってしまうと最近つくづく感じている。先生の話に出たようなサロン作りなどできたらよいと思う。

・夏場、原村では農業が忙しく車で畑に行くことが多く近所の方との話もできない日々です。なるべく時間があるときは近所の方々との付き合い方、話す会を作っていくことが大切かと思いました。

・もっと誰でも行けるところ位作らなければいけないと思うが、でもなかなか近所の付き合いができない人をどの様に外に一緒に出ていただいたらいいのか。

・孫や、子供達を育てていくのに「助けて」と言える人を育てるのが必要と聞き実行してみたい。デイサービスについても広い目で見られ参考になりました。

・一面的に見聞きしていたことがもっと広く解釈できた。良い講演でした。

今後開催して欲しい講義、実践、研修内容などの要望

・富山のそうまんさんに富山型の話、合わせて日本福祉大の平野さんの話

・高齢者向けの講義等ときどきやってもらいたい。

・元気になれる気持を明るくしてくれる内容で

・お試しサロン?みたいのをしてみてはどうでしょう。

・こういう話を日々お聞きしたい。学習会の開催や勉強を続けることにより

気づくことが多いです。

・原村の中でサロン的な活動をしているところの発表会。

・見守り、見守られの実態を確認するために各区、常会単位で「支え合いマップ」の集まりを持つように村中を指導してほしい!